ストライキ
皆さんこんにちは
9月に入り残暑が続いております、直近でありますが台風も発生して関東地方も大雨洪水警報が発生中となります
ここ最近は名だたる企業の社内問題が取り上げられ世間を騒がしておりますが本日は「ストライキ」について掘り下げていこうかと思います
近年での日本においてはストライキと言う単語自体が出てこなくなり若い世代では初めて聞く単語となっているかもしれませんね
そもそもストライキとは、労働者による争議行為の一種で、労働法の争議権の行使として雇用側(使用者)の行動などに反対して被雇用側(労働者、特に労働組合)が労働を行わないで抗議することであります
日本語では同盟罷業(どうめいひぎょう)あるいは同盟罷工と呼ばれ、一般にはストと略されています。
先日の8月31日には株式会社そごう、西武の西武池袋店において大規模なストライキが起こり終日閉店となりました
昭和時代から平成初期の辺りまでは労働組合の力が大きく日本中でストライキが起こっておりましたので懐かしく感じた大人の方もいたのではないでしょうか
では、近年の日本において何故ストライキが減少してきたかと言うとデフレによる賃金や雇用形態が関係してきております
景気の低迷によって企業業績が悪く、ストライキを行ったとしても効果が見込めないといった背景があり
会社側とむやみに争ってしまうよりは、現実的な部分で改善策を探っていくといった傾向が見られています
人事面から見ても、「非正規雇用の増加」「従業員の非定着化・流動化」といった点が影響して、労働組合そのものの参加率が減少しているともいえます
多様な働き方が進む一方で、従業員によって雇用形態が異なるため、意見の集約がなかなかできないといった面も関係しており
また、公務員によるストライキも禁止されているため、民間企業の動向がストライキを取り巻く状況に影響を与えているといえるのですね。
私自身もストライキを経験した事はありませんが、知識として持っておく事は悪い事ではないのかなと思っております。
それではまた。