京葉線
皆さんこんにちは。
2月に入り真冬の寒さも本格的になりましたね、インフルエンザやコロナウイルスも流行っているそうですのでお気を付けください。
殆どの方が利用している交通機関の一つでもある電車の路線に今大変なことが起きています。
東京都千代田区の東京駅から東京湾湾岸沿いを経由して千葉県千葉市中央区の蘇我駅を結ぶ、東日本旅客鉄道の鉄道路線である京葉線の通勤快速が廃止(正確には予定)となりました。
千葉県と市原、袖ケ浦、木更津、君津、富津など沿線各市から激しい反発の声が上がったことを受け、JR東日本は改正内容を修正し、早朝時間帯の快速2本を「復活」させると表明したのです。
発表済みのダイヤ改正を実施前に修正するのは極めて異例との事で、鉄道営業収入のみならず保有資産や人員のやりくりに直結するダイヤ改正は極めて経営的な決定であり、外部の介入は本来であれば認められないことだそうです。
現在、蘇我駅6時00分~9時00分まで特急5本、快速3本、通勤快速2本、各駅停車24本の計34本の上り東京行き列車が設定されています。
運賃だけで乗れる普通列車29本のうち、快速2本、通勤快速2本、各駅停車3本が外房線・内房線・東金線からの直通列車で、快速・通勤快速は蘇我以遠から、各駅停車のほとんどが蘇我駅始発となる遠近分離ダイヤです。
上りの通勤快速は2022年3月のダイヤ改正ですでに4本→2本に削減されており、それからわずか2年で全廃に踏み切った形ですが
29本中2本というわずかな本数、しかも明確な役割を持った列車を廃止しなければならなかったのか
加えて東京駅8時26分着の通勤快速を置き換える形で8時25分着の特急わかしお4号を設定したことも、特急誘導との反発を招いた要因のひとつとの考えもあります。
JR東日本は思いが至らぬ点があったと認めておりますが、朝の快速が2本へとどまり本質的な解決には至っていないと千葉県の熊谷俊人知事は述べており未だ両者の溝は埋まっていません。
今後の京葉沿線の新築、中古の不動産販売にも大きな影響が出る事は必然となりそうです。
それではまた。