17年ぶりの利上げ

皆さんこんにちは。

関東の方は間もなく桜の開花が見られる時期になってきましたね、今年は家の近所にある大きな公園でのお花見が出来そうです。

今回の記事は金融政策緩和となります。

日本銀行は19日の金融政策決定会合で、世界で最後のマイナス金利(マイナス0.1%)を解除し、17年ぶりの利上げを決めました。

イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定し、2013年4月以来の大規模な金融緩和政策は転換点を迎えました。

植田総裁は会合後の記者会見で、今後の金融政策運営について、物価見通しがはっきりと上振れたり、中心見通しがそれほど動かないまでも上振れるリスクが高まったりした場合は政策変更の理由になるとの見解を示しました。

基調的な物価上昇率が2%を下回っている間は緩和的環境が続くが、基調的物価が上昇していけば、だんだん緩和の程度は縮小していくとも述べました。

利上げに伴い、不動産の金利にも影響が出てきますがマイナス金利政策からの利上げとなるので大規模な影響は考えにくいと推測しております。

私個人も2022年に自宅を購入し0.64%の変動金利を組みました、現在の固定金利はフラット35において1.840~3.450%となっており短期プライムレートの変動金利が同程度の金利まで追いつくまでには後5~6回程度の利上げをしていかなければならないと考えた時に現実的には難しいのかと予想しています。

とは言え、変動金利の動きに意識を取られてしまう方にとっては固定金利がおすすめとなります。

因みにGDP世界一のアメリカの住宅ローンは固定金利がほぼ一択となっているそうです。

日本は約7割が変動金利に対して固定金利の方が多い理由としてはアメリカの金利変動の動きが大きく影響しているそうで、安い時は0%台に対して高い時は5%台になる等の金利変動があるので

住宅ローンを組む際には固定金利を選ぶ方が殆どだそうです。

利上げに伴い円安からの脱却が上手くいくのか今後の情勢から目が離せません。

 

それではまた。

 

 

 

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